「条件は悪くないはずなのに、応募が来ない」
「やっと採用できたと思ったら、すぐに辞めてしまう」
こんな悩み、ありませんか?
実は最近、求職者が会社を選ぶ基準が変わってきています。給料の額だけじゃなく、「この会社、10年後も安心して働けるかな?」という視点で見られているんです。
若い世代ほど「将来の安心」を気にしている
終身雇用なんてもう期待できない時代。だからこそ、自分の将来は自分で考えなきゃいけない。そう思っている人が増えています。
そんな中で、退職金制度や老後のお金をサポートしてくれる会社は、やっぱり魅力的に映ります。「ああ、この会社は社員のことをちゃんと考えてくれてるんだな」って。
特に企業型確定拠出年金(企業型DC)みたいな仕組みがあると、「長く働ける場所」として見てもらえる可能性が高まります。
面接で伝わる「本気度」
企業型DCって、実は採用活動でも役に立つんです。
会社説明会や面接で「うちは企業型DCを導入しています」と伝えるだけで、応募者の反応が変わることがあります。制度の中身を詳しく理解していなくても、「社員の人生を本気で考えている会社なんだ」と感じてもらえるから。
口だけの「アットホームな職場です!」より、具体的な制度のほうがずっと説得力があるんですよね。
入社後の安心感が、定着率を上げる
採用できたら終わり、じゃないですよね。長く働いてもらえるかどうかも大事です。
企業型DCのような制度があると、入社時から退職後まで会社がサポートしてくれる安心感が生まれます。年齢や役職に応じて掛金を調整すれば、「この会社で頑張り続けよう」という気持ちも自然と強くなります。
結果的に離職率が下がれば、また新しく採用する手間もコストも減る。いいサイクルが生まれるわけです。
「うちみたいな小さい会社には無理でしょ?」と思ってませんか
よく聞く声です。でも実際には、従業員10人以下の会社でも導入しているところは増えています。
最近は専門機関のサポートも充実していて、設計から手続き、運用まで丸ごと任せられます。初期コストも抑えられるし、すでにある退職金制度や中退共と併用することもできます。
「いきなり全部変えるのは不安」という場合でも、柔軟に対応できる選択肢があるんです。
福利厚生は”守り”じゃなく”攻め”の投資
福利厚生って、どうしても「余裕がある会社がやるもの」って思われがちです。でも実は、採用力を高めるための攻めの施策でもあります。
特に、社員の未来を支える仕組みは、採用でも定着でも、会社の信頼づくりでも効果を発揮します。
「この会社なら安心して働ける」
そう思ってもらえるかどうかが、これからの採用のカギになっていくはずです。
退職金制度の見直しや企業型DCの導入について、「うちの会社だとどうなんだろう?」と気になったら、まずは相談してみませんか。費用感や制度設計について、個別にお話しできます。お気軽にどうぞ。